結論から申し上げます。私が週1でディズニーに行く理由は
1)クジラの背中に乗るため
2)望むボールを投げるため
の2つです
わかりにくいですよね。わかりやすく表現すると
1)経営コンサルタントとしてディズニーの成功事例を知るため
2)リレーションパートナーとして,自分の理論を実践するため
です
ところで
社員研修講師の私が「週1でディズニーに行っています」と申し上げて,あなたは私にどんなイメージを抱きますか?
「何が楽しいいのだろう」
「きっと,暇なんだろう」
「そんなに行って,飽きないのか」
なるほど,ディズニーというと
「待ち時間が長い,混んでいる」
「高い! 入園料も,お土産も,食べ物も」
「あのテンションは恥ずかしい」
と,思っている方もいらっしゃると思います
でもこの2つ
1)クジラの背中に乗るため(成功事例を知る)
2)望むボールを投げるため(リレーションのトレーニング)
が私のコンサルタントで社員研修講師としての大きなパワーの源となっているので
詳しく話させてください。
1)クジラの背中に乗るため
(経営コンサルタントとしてディズニーの成功事例を知るため)
全ての失敗要因は「成功事例のリサーチ不足」にある
私は日頃からクライアントさんのみならず,多くの経営者さんや起業家さんに言っています
①ただそこを眺めるだけか
②上から目線で批判するだけか
③それとも自己成長のヒントにするか
ディズニーのみならず,私たちが日常生活で,買い物をしたり,レストランで食べたり,街中を歩いたりする中で,人にはこの3種類の対応があります。
①ただそこを眺めるだけか
何も考えず生活しているとこうなります。これはこれで幸せです。ほかに興味のあることに集中すれば良いです
②上から目線で批判するだけか
決して悪いことではありません。あなたにはきっと自信があるのでしょう。良いことです。テレビに出ているコメンテーターさんなど,切り口を精査すれば人気者になれます。
③それとも自己成長のヒントにするか
私はこれを選びました。これを「クジラの背中に乗る」と呼んでいます。
東京ディズニーシーのアラビアンコーストにある「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」というアトラクションからヒントをもらいました。
船乗りシンドバッドと子トラのチャンドゥが“心のコンパス”を信じて、航海で最高の宝物を見つける冒険物語で,嵐にあったシンドバッドたちをクジラが背中に乗せて助けるシーンです。
成功例のことをクジラと言っています。
「クジラの背中に乗る」には成功例を見て体験し「観察ー分析ー判断」することです。
「観察ー分析ー判断」については下記をお読みください。
ディズニーの成功事例を私は下記の3つと考えています
a) 一貫性
b) ストーリー
c) 細部効果
これを私は「仕事に役立つディズニー」と言って
ブログでは
インスタグラムでは
にまとめています
2)望むボールを投げるため
(リレーションパートナーとして,自分の理論を実践するため)
キャッチボールの原則と私が呼んでいるものがあります
「キャッチボールでは,自分が投げたボールが返ってくる」と言う原則です。
相手から投げられた自分の望まないボールを溜め込んだりすることを「ストレス」と言います。
あなたは,受け取る必要も,投げ返す必要もありません。
やるべきは,自分の望むボールだけをキチンと投げることです。
返ってこなくても,気にしないでください。投げっぱなしで良いです。
あなたは相手にどんなボールを投げていますか?
これを強く感じるようになったのは,ディズニーに入った時の導入研修で使ったテキストを最近読み返して「相手の立場に立つ」ための3つの考え方を見つけた時でした
a) 一人ひとりは異なっている
b) 人は同じである
c) 人は幸福を求めるもの
a) 一人ひとりは異なっている
人の顔や指紋が違うように,物の考えかた,出来事に対する感じ方,相手に対する反応の仕方はまちまちです。不機嫌そうにしている人に声をかけて,決して怒りだす人だけではなく,ふとわれに帰るきっかけと受け取って「ありがとう」と言ってくれる人もいます。対人関係をみずからの経験や知識からパターンで考えがちですが,何にでも当てはまるシンプルな公式はとても少ないのです。相手が何を望んでいるかをピュアな心で考える必要があります。
b) 人は同じである
一方人は同じ性格も持ち合わせています。湿気がおおくジメジメしている気候の時,満員電車に乗っていて,空腹の時,多くの人にネガティブな感情が湧いてきます。皆さんは「マズローの欲求5段階説」をご存知だと思います。人間の欲求は下から,生理的欲求,安全,所属,承認,自己実現とだんだん高次になっていくと言う理論で,人には1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理があるという考え方です。これは私個人の考え方ですが,もしかするとこの順番は,受けた教育や経験,所属する社会が影響して,人によって異なってくると思っています。あまり良い例ではないかもしれませんが,自爆テロをする人は,生命の維持という生理的欲求よりも,自己実現が先立っているかもしれません。順番はともかく,これらの欲求を満たしたいと思う気持ちは同じです。これは相手の気持ちを理解する上で重要なヒントになります。
c) 人は幸福を求めるもの
究極人は幸福を求めるものです。ただ厄介なのは,幸福の定義は人それぞれ違うということです。相手にとっての幸福とは何かを考えながら,一人ひとりを丁寧にもてなしていくことが大切です。
ディズニーではこれらのキャッチボールを頻繁に見ることができます。
自分から積極的に,キャストに質問したり,「写真とっても良いですか」と声をかけたり,機会さえあれば他のゲストに声をかけたり。アトラクションでもショーでもない,リレーションパートナーとしての私のディズニーの楽しみ方です。
リレーションパートナについては簡単に下記に書いてあります
「私たちは,王様や女王様をもてなすのが好きだ,でもここでは,すべての人がVIPなんだ」ウォルト・ディズニー
皆さんの中で,私と一緒にこんな体験をしてみたいとお考えでしたら,メッセージをください。不定期ですが,ツアーをやります。
毎回,少人数ですが様々なお仕事や役職の方が参加されています。
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