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組織論の基礎

更新日:2022年10月24日


1.組織とは、命令とは


「あの仕事はどうなっているのか」「やりました」

「どういう状態なのか」「とにかく順調です。一生懸命やっていますから」

「あの結果はどうなっているの」「別の者がやったので自分ではわかりません」

「言ったとおりにやってないじゃないか」「そんなこと聞いていませんよ」

「がんばっているのに、なんで怒られなきゃならないのですか」

「そもそもこんな無理なことを押しつけたは社長じゃないですか」


1-A. なぜ職務は果たされないのか?

それは職務を与えられた人がゴール(目標)とプロセス(手段)を具体的に知らないからだ

知らないのは教えていないからだ

本来、命令とは

目標と手段を正確に伝えることである

逆に言えば、

その命令どおりにやれば職務が果たされるということだ

組織力ある組織とは、

命令と分業で個々の力の合計を上回る力(組織力)を発揮できる集団のことだ

1-B. 組織の問題点

はるかいにしえ、

人類が集団生活をするようになると、人々は寄り集まって騒ぐだけの集団となってしまう。

その中で突出したリーダー(カリスマ)が現れるとその組織が圧倒的な力を持って周りを支配して行くようになる。(卑弥呼、信長、松下幸之助)

現在では、

技術の急激な進歩、インターネットの普及で、変化が激しく、多様性の現代、多くの経営者が正確な命令をできずに悩んでいる

曖昧な命令が習慣化されてしまっているため命令の信頼性がなくなってしまい、

命令を完全に施行するという習慣がなくなってしまっている




2.多くの日本の企業では

組織を持つことで、人類は2つの多くの力を手にすることができるようになった

1. ばらばらに判断して行動する人々の能力を結集し、共通の目的に向かわせること(組織分業)

2. 個人では得られない能力を得たこと(掛け算的組織力)

ところが、日本の多くの中小企業では誰が何をすれば職務を完全に遂行したのかという基準が曖昧で、なにをすれば自分の職務を果たせるかがまるっきりわからないで働いている。

あるべき方法と結果が曖昧にしか表現されていないから、どれだけの量を、どれだけの時間でやるべきなのか、その結果どのようにならねばならないのか誰にもわかっていない。



3.1人が100人を動かす組織運営


東京ディズニーリゾートの運営は社員200名と20,000人のパートタイマーと学生アルバイトにより賄われている

「なぜそんなことが可能なのか?」

「なぜみんなあんなに一生懸命働くのか」