仕事に役立つディズニー3

最終更新: 2019年6月13日

すべての失敗要因は成功事例のリサーチ不足です。

ディズニーをただ眺めているだけか,それとも仕事のヒントとするかで決まります。


ディズニーパーク体験を仕事のヒントにするための事前知識をお伝えします。


③行動指針

「夢のかなう場所」を作るために「ハピネスを提供する」と言われても,働く人には??ですよね。

ディズニーではそのために具体的に何をすべきかが明確に決められています。それがSCSE

1. Safety(安全)

2. Courtesy(礼儀正しさ)

3. Show(ショー)

4.Efficiency(効率)

の4つです。


似たようなものは他の会社にもあります。


マクドナルドではクォリティ,サービス,クリンリネス,バリューのQSCV。

セブンイレブンではフレンドリーサービス,クリンリネス,品揃,鮮度管理。

私の大好きなサイゼリヤでは,人のため,正しく,仲良くです。


ただ,ディズニーとの大きな違いは,この行動指針には明確に優先順位が決められているということです。

ディズニーは安全第一で,ゲスト(来園者)への礼儀正しさよりも優先されます。事故が起きると全てが無に帰すからです。


例えば,ディズニーのショップで,お子さんのゲストがグラスを落として割ったしまったとします。キャスト(従業員)はどう対応すると思いますか?普通のお店なら,対応の良いお店だったとしても,その場で従業員はお子さんの視線の高さにかがんで「お怪我はありませんか?」と聞くのがせいぜいです。でもディズニーは違います。キャストはすぐさまお子さんの手を引き,手を引っ張ってでも,もしくは抱きかかえてでも,割れたガラスの落ちているその場から引き離します。そして,安全なところに移動して初めて,お子さんの視線の高さにかがんで「お怪我はありませんか?」と対応します。その場で対応をすると,子供は悪いことをしたと思わず落ちているガラス片を手でかき集めてしまう可能性があるからです。子供の手を決して怪我させてはいけないのです。どんなにその場が解決しても,手を怪我したお子さんに数日間ハピネスは訪れません。安全と礼儀正しさで,安全が優先した瞬間です。


ディズニーキャストの評価基準もこの行動指針おその優先順位に従っています。だからディズニキャストはSCSEとその優先順位を常に考えて行動するのです。